お話キャラバン

 情報網が発達し、人々は簡単に情報を手に入れられるようになった一方、容易に単純化されやすく、人間が本来持って生まれてきた良い部分が失われやすい状況にあると思います。情報提供側はこのようなことを重要だと思っていないのが現状です。こうした状況がより強く感じられるようになってきているいま、子どもたちが冒されないように防ぐことが必要です。子どもたちは全ての得た情報を信じて(流行にのる)しまいがちです。

 私たちは、子どもたちが持っている感性や好奇心をはぐくむために、昔からある「お話」を広めていきたいと考えました。そこから、当財団のお話キャラバンが発足し現在に至っております。「お話」がこれらの問題を解決する発端になればと願っています。

お話キャラバンとは?

 絵本の読み聞かせと人形劇の上演に、すばらしいタイの伝統文化を盛り込みながら、子どもたちに自ら参加してもらう形式をとっています。また、保護者や幼稚園のスタッフなどに教授法を教える場ももうけています。

公演状況は…
子どもの日、新年などの様々な行事、オープンハウス、長期休暇、キャンプ、セミナー研修に盛り込む。スラム各地、国内の学校で上演。
1回の公演では?
状況に応じて3〜4種類の人形劇と絵本の読み聞かせを行います。レクリエーションを楽しんだり、移動図書館も活用しています。 
費用は?
上演は無料ですが、移動費は、いただいております。


おもちゃ図書館


 「子ども」はその国の未来をつくる、最も重要な時期です。そこでなるべく小さなうちに、子どもに多くの学ぶチャンスを与えていく必要があります。財団では「今日のために精一杯灯す、平等な人としての教育をめざして」をスローガンに30年あまり、幼児教育に重点をおいてきました。特に子どもの発育に重要なのが「想像」と「創造」であり、それに必要なのがおもちゃであり発育に重要であると考えています。

 そういった中でも、ただ時間を過ごす子どももいれば、考えられた教育法の実践の中にいる子どももいます。スラムでもより良い教育を実践していきたいと思い子どもの発育推進活動の一環として「おもちゃ図書館」が設立されました。

・子どもの思考を推進する遊び道具の提供

・心身の強化

・読書推進

・対象

3〜6歳までのプラティープ財団幼稚園の子どもたち

250人

難聴児

30人

パタナー小学校の6歳から11歳の子どもたち

1,000人

3〜12歳のクロントイ地区の子どもたち

1,500人

月〜金 9:00〜11:00 プラティープ財団幼稚園の子どもたち
15:30〜17:30 一般の子どもたち
土日 10:00〜15:30 一般の子どもたち

プラティープ財団の建物2階に遊ぶ道具、絵本、椅子、テーブルが置いてあります。


教育里親制度

 プラティープ財団では、「教育こそが生活を大きく変える原動力になりうる」と確信して、スラム地域や貧しい子どもたちに対して教育奨学金を援助してきました。

 現在、教育奨学金の支援を受けている子どもたちは、幼稚園児から大学生まで約2,400人に及び、さらに1,000人に対しても緊急援助金を支援しています。

 スラム地域や地方の貧しい子どもたちに対する教育奨学金支援をご希望される方は、当財団教育里親事業部まで寄付及び連絡をください。なお、当事業部では、皆様からの支援金を次の2項目に分けて子どもたちに支給するようにしています。

 
1. 一般に寄付いただきました支援金は、「緊急援助金」としてまとめ、就学中に里親からの送金が途絶えた場合や、家族全体が火災などの被害を受けた場合の子どもたちを対象に支給しています。
2. 幼稚園児から大学生に至る子どもたちを対象に継続した(最低2年)教育奨学金を支援する。

@ 継続的奨学金支援

金額       円

 ・幼稚園課程

年間 12,000円

 ・小学生

12,000円

 ・中学生

25,000円

 ・高校生

30,000円

 ・専門学校生/大学生

35,000円

 ・難聴児

35,000円

A 緊急援助金 


芸術プロジェクト

スラムでは、劣悪な環境が子どもたちの性格や心に大きな問題をもたらしています。そこで、絵を描くことによって子どもたちの様々な精神的な問題を解決できるのではないかということから、芸術プロジェクトが始まりました。子どもたちの無限でしかも自然な発想を生かし、子どもたちの発育に試みました。主な活動では、土曜・日曜や休暇期間を利用してアートキャンプに出かけています。そして、子どもたちの作品をカードにし、財団のハンディクラフト品として販売しています。
現在、芸術プロジェクトの子どもたちは、毎週月曜から金曜の午後3時半〜5時半に財団で活動を行い、また土・日曜日には戸外スケッチに出かけることもあります。

*プロジェクトにご協力お願い致します*

1. 芸術プロジェクトの子どもたちの作品を購入

2. 絵の具等の絵画用品の寄付を受け付け

3. アートキャンプ活動に対する支援

4. 絵画教室に対する支援


ドゥアン・プラティープ幼稚園

スラム地区では、小さな子どもたちの面倒を見る人がいなかったり、日々の困窮な生活に追われる保護者は、子どもたちを放任してしまいがちです。また、日々の食事もまともに取れない子どもたちが多いのです。そこで、当幼稚園では、こうした子どもたちを受け入れて学習指導や衛生面に力を入れています。また、子どもたちが何事も一人でできるよう、どんな環境でも社会的に乗りこえられる人格の形成を目指しています。
ドゥアン・プラティープ幼稚園では、まず子どもたちの健康管理、基本的な衛生と教育方面などを中心として指導しています。

また、家族関係の理解を深める方法については、保護者に対するセミナーを開きいろいろと説明をしています。問題のある子に関しては、常に教師が注意を払い、家庭訪問をして保護者とともに子どもの問題をどう解決すべきかを話し合っています。

プロジェクトにご協力をお願いします。

1. 再利用紙を用いた塗り絵、絵本の読み聞かせなど、子どもの発育教育

2. スラム連合家族運動会、親子見学旅行、母の日、虫歯予防、読書推進などの活動

3. 給食と栄養補強ミルク、救急用薬及びビタミンなど、健康維持

4. 机、椅子、音響設備、寝具(ゴザ、枕)など、備品及び教材


難聴児教育

 難聴として生まれる子どもたちの85%が母親の妊娠時に出産検診を受けていないことが原因です。残りの15%は出産時に様々な障害を受けてしまうことです。貧しい生活をしている人々にとっては、こうした原因で子どもたちを障害者にしてしまう危険性があることを全く考え、対処するゆとりがなかなかないのです。

 たとえ難聴児でも、正しい音声の発生や聞き取りを訓練することで健常児と同様な生き方ができます。家族がよく理解し、最初から規則的な指導をしていけばよいのですが、大部分は彼らを「障害者」と見なしてしまい、家族や社会からはみ出された「子ども」として扱われてしまいがちです。

 プラティープ財団では、耳の不自由な子どもたちがより多くの知識を得られ、通常の子と何ら変りのない可能性を伸ばすことができるように難聴児教育プログラムを始めました。今では、タイの伝統楽器も自由にこなし、学習内容も充実してきました。さらに、保護者に対しては、難聴児の養育法やいろいろな知識を見につけてもらうようにしています。


 

* プロジェクトにご協力お願い致します。
1. 教育奨学金及び制服代 一人当たり年間 7,300バーツ
2. 補聴器の維持修理代 

3,000バーツ
3. 給食及び栄養補強代

2,700バーツ
補聴器
4. ● 片耳だけの補聴器 15,000バーツ
● 両耳の補聴器 30,000バーツ
5. コンピュータや発生訓練等を使用して、耳の聞こえない子の指導
6. 難聴児に適した教材等 
   


クロントイ信用組合

プラティープ財団では1994年、クロントイ・スラムの住民と協力して、スラム地区の経済状況を改善するために信用組合を設けました。問題が少なくなる一方で物価が高騰し、スラム住民にとって収入よりも支出が多いため、どうしても親戚や友人から借金をするようになります。どこを当たっても借りることができない場合には、高利貸しにお金を借りに走り、結局100バーツを借りれば2%の利息(年間にすると、700バーツ)を毎日支払っていかなければなりません。もし1,000バーツを借りた場合には、一日に付き20バーツの利息を支払うことになります。もし支払っていかなければ、棒引きするような状況にもなっていくのです。いくら仕事をしても、常に利息の返済に追われてしまうため、家には近寄らなくなり、家庭問題の原因ともなってきます。一番先に影響を受けるのは、子どもたちが学校に行けなくなるといったことで、暗黙のうちにこうした原因を作ってしまっているのです。

 そこで、プラティープ財団では、下記のような目的で組合員が金銭的問題を解決できることを願い、スラム住民と協力し合い信用組合を設けました。

1. 必要性に応じて小額でも預け入れできる口座を持つ事ができるシステムの紹介

2. 金銭的に緊急を要する際、低い利息率で借用できる

3. スラム住民が一緒に管理面などを協力し合うことができる

4. 住民組織機関としての強化

 現在、組合員は、クロントイ区他、プラヴエー、ノーンジョク地区など17地区のスラムに及び、1,000人余りいます。


スラム地区の幼稚園、給食、栄養補強食プロジェクト

 プラティープ財団では、スラム地区の幼稚園や給食、栄養補強食などを各センターに支援して20年以上になります。これは、とかく栄養失調になりがちな子どもたちの健康を救うことになります。スラム地区では、住民委員、教師、保護者などが各幼稚園の運営に携わり、経済的でしかも栄養を摂取できる食事を作ることや、予算の捻出も考えています。もちろん、財団側でも子どもたちが十分な栄養が取れるような食事の提供に力を入れています。さらに、様々な病気を予防するために健康衛生管理も行っています。スラム内の子どもたちに多い栄養問題を世の中に広めていくことや下記のようなことも協力しています。

・教材購入の費用を支援
・制服支給に協力
・スラム地区幼稚園の人材育成
・学習指導推進に協力
・栄養に問題のある子の援助


高齢者プロジェクト

杖が一本あれば、進んで行けます

 貧しい社会における高齢者は、我が子や孫たちに見放されて体力も衰えている状態の中で、経済的困難と一人暮らしの憂鬱さと常にたたかっていかなければなりません。盲目であったり、耳が聞こえないなどの障害を持っている高齢者も多数います。また、我が子が置き去りにした孫の面倒をみなければならないお年よりもいます。そこで、プラティープ財団では1992年、こうした高齢者同士が互いに労わり励まし合うことができるよう高齢者プロジェクトをはじめました。現在、プラティープ財団では、900人の高齢者及び100人の障害者の面倒を見ています。

 高齢の障害者に対しては、どこへ行くにも一人で便利に行けるよう取り計らっています。彼らの健康管理や必要な備品類を提供できるようにしています。また、障害者の家族に対しては、いかなる時でも高齢の障害者の世話ができるようトレーニングも実施しています。これは、すべて高齢者の置かれた状況を助け、彼らを励ますためのものでもあります。

活動内容

1. 週一回 水曜日 午後12時〜3時まで
2. 緊急援助資金「人生基金」
 ・白内障に関する緊急資金
 ・必要に応じた場合の緊急治療費
 ・具合の悪い高齢者の家庭訪問
 ・米、食べ物、衣類など日常必需品の緊急資金
 ・職業緊急資金
 ・障害者に備品等の緊急資金(杖や車椅子など)
3.
白内障で苦しむ高齢者に対して、1994年から2000年まで公私立の病院が協力し合い、412人に及ぶ高齢者の目を手術してくれました。
4. 「文化の伝承」活動は、高齢者にとって新たなプログラムです。昔から伝承されてきたお話しや彼らの様々な経験など、子どもたちが非常に興味のありそうな内容のものを財団の幼稚園や地域の幼稚園で行っています。こうした活動は、高齢者の気持ちを子どもたちに対して素直に表現し、互いの愛情を築くことにもなります。子どもたちの先祖が昔どのような暮らしをしてきたのかという文化伝承として、とてもすばらしいものであるからです。

プロジェクトに協力をお願いします

1. 「人生基金」への支援、家族から見放された高齢者に対し食事代と薬代として
(一ヶ月に付 300バーツ)
2. 高齢者の行事において、食事代と贈り物代の支援者として
(高齢者一人に付 350バーツ)
3. 高齢者の白内障手術代の支援として
(高齢者一人に付 5,500バーツ)
4. 高齢者及び障害者に対し必要な備品、杖、車椅子、眼鏡などの購入費支援
5. 「文化の伝承」活動への支援


エイズ予防対策プロジェクト

 エイズは、依然として社会的に蔓延している問題の1つです。麻薬の針の回し打ちや性交渉などといったように人間の人格にかかってくる問題です。

活動内容
●教育方面では、エイズに関する知識を理解させること

●キャンペーン活動の意義を人々に認識させ、参加してもらうこと

●エイズ感染者と接する仕事の関係者に対する育成
●エイズ感染者、家族と地域の人々が一緒に暮らしていけること
●地域住民団体を養成して互いに助け合うこと

サービス及び緊急援助活動
●電話相談や家庭訪問
●母親から感染した子どもに粉ミルクを支給、両親がエイズで死亡した孤児に教育奨学金の支援
●感染者及び夫から感染した女性の病院治療及び交通費の援助
●エイズ感染者とその家族に職業援助




スラム地区で世話をしているエイズ感染者数   567人
継続して世話をし、緊急援助を必要とする数    94人
( 上記の数字は、状況に応じて変化します)



対象
●麻薬常用者、エイズ感染者とその家族
●地域住民、母親から感染した子ども、夫から感染した女性

対象地域
●クロントイ・スラム及び行政区のスラム 18ヶ所
●ヤーソートーン県内にある村      12ヶ所
●ターク県内にある村           6ヶ所
●ペッブリー県ノーンヤープローン郡

プロジェクトに協力をお願いします

@両親がエイズで死亡した孤児に対する支援

 ・粉ミルクの支援

 ・教育奨学金

 ・子どもに対する職業推進基金

 ・病院側が援助してくれない治療費の支援

A大人のエイズ感染者に対する支援

 ・エイズ患者が重病で治療が必要な場合

 ・エイズ患者が家族の中心で収入がなくなった場合の生活費等の支援


女性の生活向上プロジェクト

 男性中心の社会であるなかで、女性の立場と役割にもっと焦点をあてるべきだと思います。女性には生まれてきた子どもを養育していく大きな役割があります。こうした女性が、家庭の中心にとなってきちんと養っていくことによって、子どもがしっかり成長し、問題などが解決されていくのではないのでしょうか?

 今現在、スラムの中では100世帯中34世帯が家庭崩壊に直面しています。そうした家庭の子どもは自ら生活していかなくてはならないのです。

 こういった問題、また「スラム内には何もすることが無い」という状況が、ストリートチルドレンや、麻薬を伴う売春などにつながっていくのです。児童売春や、麻薬の問題は蔓延しております。これらに関わる仕事をする人々には多くの対策をこうじていかなくてはなりません。

 こうした問題を持っている子ども達を手工芸等のトレーニングを行うことで生活向上を目指しております。現在、10〜18歳まで250人のメンバーがいます。その中には就学中の女性が70%、子どもがいる女性が20%含まれています。


青少年育成プロジェクト

 タイの経済開発が進行している中で、昔からの風習や人々の心のあり方までが急激に変化し、家庭の崩壊により子どもたちや青少年たちがきちんとした養育を受けられなくなってきました。

 クロントイ・スラムの場合、一般社会からその影響が非常に強く見られます。特に、「麻薬問題」が上げられ、スラムでは覚醒剤などあらゆる種類の麻薬が簡単に手に入ると伝わってしまったことです。

 確かに、他の地域に住んでいる若者と比較すると、スラム環境にいる子どもたちや若者たちは、生きていくために多くのことを学んでいく機会が少ないことです。

 スラム内で子どもたちや若者たちに麻薬常用者が増え、また自ら麻薬を売買する者がでてきたことから、プラティープ財団ではこれ以上蔓延することを防ぐために「青少年育成プロジェクト」をスタートさせました。スラム内の子どもたちや若者たちを麻薬から予防することにより、麻薬問題を少なくし、彼らの様々な問題に対する解決や助言を行っています。

現在、クロントイ・スラムの青少年育成プロジェクトでは、11地区の青年グループ(年齢15〜25歳)に実施しています。


「生き直しの学校」プロジェクト

タイでは、家庭の崩壊により青少年達の放浪(ストリートチルドレン)が増加してきております。ストリートチルドレンの状況としては、生きるために何かを探し求めており、それがたとえ盗みであっても、麻薬に手を出し染まったとしても、それを悪い事だとは思っていないのです。こういった少年達を救うのが私達の仕事です。

 この子たちを救うために「生き直しの学校」プロジェクトを1986年からスタートさせました。活動の内容としては、麻薬使用の予防や啓発を行い、また、麻薬を使用していた青少年たちを自然の中で更生させる施設を、チュンポーン県ラメー郡で運営しております。

 「生き直しの学校」では、子どもたちが社会的自立を目指し、3年間の月日を費やして心身ともに健康を回復、また学業への復帰、農作業、コンピュータ実習といった職業訓練等のプログラムをおこなっております。1998年までに406人が卒業し、社会復帰しております。

少女たちのための「生き直しの学校」

 男子青少年たちのための「生き直しの学校」の運営が軌道に乗ったあと、少女たちにも性的虐待、家庭崩壊、家庭内暴力などといった多くの問題が存在することに注目し、1996年少女たちのための「生き直しの学校」をカンチャナブリ県に開設しました。

森の中の学校=「生き直しの学校」

カンチャナブリにあるこの学校はまさに森の中の学校と言えます。子どもたちは自然に触れて、ヤギやニワトリの世話をし、何でも自分の事を自分でします。このことが自分に自信をもたらし、他の人にも協力する気持ちが湧いてくるきっかけになるのです。

緑が生い茂っている中の建物

・100種類に近いタイの伝統的な果物を植えていく予定です。

…ジャスミンなど香りの良い花を栽培し、儀式に使う花輪作りを職業訓練とする一連の流れを作る予定です。

・薬草畑では伝統的なタイの薬草を栽培し、自らの健康を守っていきます。

・敷地内には他にも池や野菜畑、家畜用の広場等があります。

少女たちの食事

 このように自然の中で少女たちも自分で野菜を栽培し、鶏を飼って卵を得たりと自給自足の生活を行っています。この状況の中、共に生活する子どもたちの数が年々増えてきているので、この先、魚の養殖などを行い、栄養面を考えながらも食料を増やしていこうとしています。

設備
1、約4ライの池…魚の養殖
2、生活用水の井戸
3、2つの井戸…雨水を貯める
4、約20ライの土地にスプリンクラーを設置

対象人数は50人までです。

「生き直しの学校」奨学金プログラム

このプログラムは、「生き直しの学校」で生活する子どもたちの教育費や施設での生活費を支援するものです。当財団は、彼らに最も適した教育機会を提供し、健康的な心身を育成します。

2つの奨学金プログラム

「生き直しの学校」奨学金プログラムには、子どもたちを継続的に支援する継続奨学金(一口30,000円)と、生活支援金(一口10,000円〜25,000円)の二種類があります。また、継続奨学金は@義務教育支援費A学校外教育課程支援費B選択授業支援費のいずれかを、生活支援金をお選びの方は、@養育費A特殊児童支援費B生活必需品費C給食費のいずれかをご指定いただくことになっています。 

ご協力いただいた方への報告

継続奨学金
支援する子どもの履歴書、成績書、生活状況などを協力者に送付します。また、子どもたちへの励ましの手紙も歓迎します。

生活支援金
1年に1度、報告書をお送り致します。

 


クロントイ消防隊

 クロントイスラムはバンコクで1番大きくて家が密集しているスラムです。そうした中で多くの問題が発生しましたが。特に火事は与えるダメージが大きく、いつも命、家をなくす犠牲者が大勢出ています。これまでに5回の大きな火事に直面しました。火災のたびに、スラムの人たちは家を新たに建てかえたり、引っ越さなければならないといった状況を繰り返してきました。そうした中で自衛消防隊を編成し、自らの力で消火にあたるようになりました。

 自衛消防隊は近くの住民に火災に関する情報提供したり、消火訓練をしています。スラムの人々への火災予防の啓発です。自衛消防隊はトレーニングを繰り返すことで、迅速な対応が可能になってきました。また、火災以外の災害の際にも自衛消防隊が出動しています。

自衛消防隊は1991年スラム地区の青年ボランティアによって結成されました。地域はもとよりバンコク都からの出動要請にも対応し火災発生時には消火活動をしています。現在、クロントイ自衛消防隊には4台の消防車があります。地域の隊員376人(ボランティア)他、多数のメンバーが加わっています。

 自衛消防隊で大変なのは、家が密集した地域でホースが短かったりすることです。バラックの家が多いので一瞬のうちに火が広まるので水が必要なのです。また古い消防服では身の安全が保証できず、強い火の近くでは消火活動ができないでいます。